子供が「おとうさん、ボールであそぼう!」とよく言うので、外でボール遊びが楽しめるようにサッカーゴールを自作してみました!
僕はあまりサッカーに詳しくないので『サッカーゴールってどんな大きさやったっけ?!』というところから始まったんですが(>_<)
今の子供の姿に合わせて遊びやすく、また家族みんなが扱いやすいものをイメージしながら手作りしたので「既製品」とはちょっと違うところもあるかと思います。
サッカーゴールを手作りしようかな?と思われている方への参考になったら嬉しいです♪
サッカーゴールを手作りしました
完成した自作サッカーゴールはこちら。
素材は「アイアン(鉄の棒)」で、曲げたり溶接したりして作っています。
材料
●鋳型鉄筋(いがたてっきん)
- 500㎜ 2本
- 800㎜ 2本
- 960㎜ 2本
- 1000㎜ 2本
こんな感じの「鉄の棒」です。
作り方
大まかな作り方の流れとしては……
- 設計する
- 材料を揃える
- 加工する
- 塗装する
- ネットを付ける
こんな感じで制作しました。
設計する
手書きでわかりにくいかもしれませんが、設計図はこちら。
「赤色の部分」以外は直線なので簡単!
拡大するとこんな感じです。960㎜の棒をこのように曲げています。計算上は厳密に言うと……
ただ、曲げる時にきっちり500㎜の棒と平行になっていなかったので、完成したものを測ってみるとこの通りではありませんでした(笑)
参考までに。です^^;
材料を揃える
「鋳型鉄筋(いがたてっきん)」という、本来は「コンクリートの中に入れるもの」なんですが、ホームセンターで安く手に入れることができる鉄の棒です。
長い物の方が単価が安くなるので、ホームセンターでカットしてもらいました。
加工する
設計図に沿って、溶接してくっつけていきます。
僕はサッカーゴールのネットを引っ掛けられるように「S字フック」も溶接して取り付けたんですが、別にS字フックはなくてもネットを直接結束バンドで止めれば大丈夫だと後から思いました。
塗装する
一番安いアクリルスプレー(黒)を吹き付けています。
完全に「錆」を防ぐことはできませんが、スプレーしておくだけでも多少の錆や、汚れ防止に効果があったり、見た目もよくなります。
ネットを付ける
ネットを取り付けて完成です。
「鉄筋」以外にも、ホームセンターで売っている「塩ビパイプ」でも作れますよ。塩ビパイプの方が、切ってジョイント部分にはめ込んでいくだけなので簡単かも!
ただ、それぞれの辺の長さを考えたり、設計するのに少し時間がかかりました(>_<)
そもそも『サッカーゴールってどんな大きさ?!』ってところからだったもので……^^;
サッカーゴール子供用なら大きさは?
サッカーを習っていたり、本格的なサッカーを子供と一緒に楽しんだりしたい場合は、実際に「試合で使うようなサッカーゴール」を用意してあげた方がいいと思います。
サッカーゴールの大きさについて調べてみると
- 小学生の公式戦に使われるゴールサイズ:高さ2.15m×幅5m
- フットサルの公式サイズ:高さ2m×幅3m
でした。ちょっと家で遊ぶ用にしては大きいです^^;
市販の家庭用サッカーゴールでよく選ばれているものを調べてみると、
- 幼児:高さ0.5m×幅1.5m程度
- 小学生:高さ1〜1.5m×幅1.5~2.4m程度
大体これくらいの大きさでした。
僕は子供とボールを蹴って遊んだり、ゴールにシュートしたりして遊べたらいいなと思ったので「幼児のサイズ」を参考に設計を考えました。
「年齢」にもよりますし、すでにサッカーを習っていたり、『小さいゴールでは物足りないんじゃないかな?』と思ったりなど、子供さんが実際にサッカーゴールで遊ぶ姿を想像してみると大きさが選びやすくなるのではないかなと思います^^
また、
- 設置する場所
- 簡単に片づけられるか
も大事なポイントです。
他にも、僕が設計する前に考えたことはこんなこと。
- どこに置くのか?
- 出しっぱなしにするのか?
- その都度片付けるのか?
- 台風がきたらどうするのか?
- 家族が誰でも簡単に扱えるか?
- 処分する時は?
子供が楽しんで使えることが一番!ですが、
自分が作ったものを家族みんなで大事に使っていくためにも「かたち」にする前にいろいろ考えてみるようにしています^^
サッカーゴールのネットはなんと……!
サッカーゴールのネットなんですが、写真を見てもらうとわかるように実は
- 園芸用のネット
です(笑)
サッカーゴール用のネットだけでも販売されていたんですが、もともと市販のものとは違う大きさだったので『サイズが合わないだろうな~。』と思って、家の中を探しているといいもの見つけました。
こやつ、十分ボールを受け止めてくれます!
ちなみにネットとゴールは溶接した「S字フック」に引っ掛けつつ「結束バンド」で固定しています。
見た目が緑色でサッカーゴールとしては少し違和感があるかもしれませんが、気にならないなら「園芸用のネット」はかなりコスパがいいですよ^^
うちは家にあったのでタダでした!(あ……でもキュウリの季節になったらどうしよう。)
サッカーゴールを自作!かかった時間や費用は?
サッカーゴールを作るのにかかった時間は、約1日です。
午前中に「設計」と「買い出し」を済ませて、午後に「組み立て」。塗装スプレーを乾かして翌日には完成しました!
土曜日に制作して日曜日には子供と一緒に遊ぶことができましたよ♪
かかった費用は約1000円。
「溶接機」が必要になりますが、材料費だけを考えるとコスパは良いですね!
IRON CAMPでは、世界に1つのオーダーメイドの「アイアンキャンプアイテム」を心を込めてお作りいたします。
- ロストル(ゴトク)
- バーベキューコンロ台
- 肉焼き機
- 蚊取り線香台
などなど、その時ひらめいたものを形にしております!『人とはちょっと違うものを持ちたい』という方は是非ご覧になってみてください^^
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さいごに
サッカーゴールを初めて自作しましたが、なかなかいいものが出来ました^^
軽いので子供でも持って移動することができますが、遊んでいる途中で倒れたりすることはありませんでした。
ただ、折り畳んだり、バラしたりすることができないので、その点を考えると「市販のもの」や「塩ビパイプで作ったもの」も魅力的ですね。
サッカーゴールを誰がどのようにして使いたいかを考えてみると、素材や大きさが決めやすくなりますよ^^
良かったら参考にしてくださいね!
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