「ソロキャンプ」といっても、いろいろなスタイルやそれぞれの楽しみ方があります。
【キャンプ=テントが必要】
というイメージがありますが、実は「車中泊」するなら必ずしもテントは必要ありません^^
ソロキャンプに行くことを考えた時に、
- 車でソロキャンプの場所まで行くんだから、そのまま車中泊するってのもアリ?!
- 車中泊するなら「テント」は必要ないのでは?
- 車さえあればすぐにソロキャンプが始められる?!
そんな風に思ったあなたは、ソロキャンプのセンス大ありです!(笑)
とにかく自由度が高いソロキャンプ。
ソロキャンプで車中泊する場合についてお話していきますね^^
ソロキャンプで車中泊ってアリ?
ソロキャンプで車中泊はアリです!
そもそも人目を気にせず、自然の中で自分だけの時間を満喫するのがソロキャンプの醍醐味なので、自分に合ったスタイルを選べばいいんです^^
『じゃあ、車さえあればすぐにソロキャンプに行ける!!!』
と思われたかもしれませんが、もしも「車中泊」自体が初めてならまずは
- 車中泊のメリットやデメリット
- ソロキャンプ車中泊ってどんな感じ?
ということについても知っておくとイメージがわきやすいかなと思います。
ソロキャンプで車中泊をするメリット
- 荷物が減らせる。
- テントの設営や撤収の必要がないので楽。
- 悪天候になっても大丈夫。
- 野生動物対策やセキュリティ面でも安心。
- コストが抑えられる。
荷物が減らせる
車中泊なら、車の中で寝るのでテントは必要ありません。テントって結構大きくて重くてかさばるので、テントがないだけで荷物が減った感があります(笑)
テントの設営や撤収の必要がないので楽
車中泊なら、テントを設営したり片付けたりする手間が省けます。
特に、雨の日だったり、雨が降っていなかったとしても夜露で濡れてしまったテントを乾かしてから片付けるというのが一番手がかかります(>_<)
夜遅くにキャンプ場に到着した場合や、朝早くに移動しないといけない場合なんかは車中泊の方がスムーズ行動できます。
悪天候になっても大丈夫
ソロキャンプ中に起こる急な天候不良。そんな時でも車中泊なら大丈夫です。
また冬場のキャンプの場合には「寒さ」にも耐えられます。
テントの場合は地面と体が近いので、冷気を感じやすく熟睡しずらいんですが、車中泊の場合は地面と体との距離が離れていたり、寝る直前まで暖房をつけていられたりするので、寒さに耐えることができます。
野生動物対策やセキュリティ面でも安心
車は鍵がかけられたり、もしもの時にはそのままエンジンをかけて移動することもできるので「絶対安全」とは言えませんが、野生動物・防犯対策にもなるので安心感はあります。
コストが抑えられる
車中泊ならテントも必要ないし寝る時も車の中なので、家にあるものを持参して気軽にソロキャンプを始めることができます。特にテントを買わなくていいというのは大きいです。
ソロキャンプで車中泊をするデメリット
- 自然の中にいるという感覚は薄れる。
- 快適に眠るために車内を整える必要がある。
- 風の強い日は車が揺れる。
- 場所によっては職務質問されることもある。
自然の中にいるという感覚は薄れる
寝る時は車の中なので、目覚めた時も車の中です(笑)
テントだと目覚めた時に感じる「朝日の明るさ」や「空気感」が『大自然の中にいる』という感覚を感じさせてくれるんですが、車中泊の場合、車の外に出るまではちょっとその感覚は薄れてしまう気が僕はします。
快適に眠るために車内を整える必要がある
車中泊の場合、快適に眠るためには車の中を整える必要があります。椅子を倒してそのまま寝るのでは、次の日しんどくなって動きづらくなってしまいます(>_<)
車内で寝る場所を確保して、そこをフラットにしたりマットを敷いたり、また、外から見えないようにカーテンなどで目隠しをする必要もあります。
時期にもよりますが車で寝ると「結露」で車内がびっしょり濡れてしまうこともあります。
車内で快適に眠れるような工夫は必要になります。
風の強い日は車が揺れる
雨や雷、雪などは車の中なら全然大丈夫なんですが「風」が強い日は車が揺れます。
僕は、風の強い日に車中泊をしていたら「地震?!」と思って何度も目が覚めてしまったことがあります。
場所によっては職務質問されることもある
車中泊をする場所によっては、職務質問される可能性もあります。
アウトドアなのでナイフも持参している場合もあるかと思うので、注意が必要です^^;
ソロキャンプで車中泊するならどんな感じ?
ソロキャンプを車中泊で楽しむならどんな感じなのか?僕の場合をお話しますね!
僕は車中泊の場合でも【キャンプ場】へ行くことが多いです。なぜなら「焚き火+料理」を楽しみたいから^^
道の駅や駐車場なんかでは「焚き火」はできませんし、やっぱり「焚き火+料理」を楽しんだ後はそのまま眠りたいので、キャンプ場だとそれがスムーズなんです。
「無料」で「車もそのまま入れる」キャンプ場がオススメですよ♪
車中泊で、車の中でガスコンロを使って調理している方もおられますが、一歩間違うとほんと危険です(>_<)車の中で焚き火なんかも絶対NGですよ!(一酸化炭素中毒になります。)
車中泊なら「テント設営」が必要ないので、何時に着いても大丈夫。テントの準備する時間を考えて出発しなくてもいいんです。
タープはその日の天気や滞在期間によって、設営したりしなかったり。なので、キャンプ場についたらすぐにフリータイムです^^
僕は焚き火のための「薪」を集めに行ったり、好きなことをして過ごします。
夜になったら車の近くで焚き火を始めて、食事をしたり、お酒を飲んだり、星をみたりしながら焚き火と共に過ごします^^
そして、自分の好きなタイミングで車に入って就寝です。
次の日の朝早くに出発する時には、片づけをして全部車に荷物も積んでから寝ますが、翌日もそこで過ごすのなら、外は軽めに片づけをして自分だけ車に入って寝てしまうこともあります。
基本的に車中泊でもソロキャンプの自由さは変わりませんよ♪
車中泊で必要な物はこんな感じ
車中泊ならテントは必要ないので、持ち物は僕の場合こんな感じです。
- 寝袋
- 焚き火台
- タープ
- クーラーボックス
- 食料 水
- 調理器具 (ガスコンロ 鍋 フライパン ナイフ まな板)
- 食器(箸 皿 コップ)
- 救急箱(常備薬 絆創膏 消毒液)
- トイレットペーパー
- イス
- タープ
- タオル
- ゴミ袋
クーラーボックスなど大きなもの以外は、全てリュックサックに収納します。リュックにちょうど収まるくらいが毎回行きやすくなるし、後始末も簡単ですよ。
ソロキャンプ車中泊ならタープやテントは必要?
先程からもお話していますが、車中泊ならテントは必要ありません。
ただ、タープは強い日差し(紫外線)を遮ってくれたり雨除けになったりするので、あると便利なアイテムです。
こんな感じで車とタープを連結すると、カーサイドで食事をしたり簡単にくつろげる空間を作ったりすることができますよ。
ソロキャンプで車中泊する場所は?
ソロキャンプで車中泊をする場所についてお話しますね。
- キャンプ場
- 海辺や川辺
- 公園の駐車場の隅の方
- 私有地
- お店の駐車場
- 車中泊が禁止されている道の駅
僕のオススメは車が入れるフリーのキャンプ場です。
川辺や海辺、公園の駐車場の隅の方など、誰にも迷惑がかからない場所なら車中泊をしても大丈夫なんじゃないかなと僕は思います。ただし、禁止されている場所もありますので看板や立て札がないか?など、確認は必要です。
道の駅や高速道路のサービスエリア(SA)で車中泊するという方もおられますが、基本的にはこれらの場所は公共のスペースであり、仮眠は認められていますが宿泊は認められていません。
「仮眠=休憩」
なので曖昧な部分もあるのですが、公共スペースを独占してしまっては本当に必要な方が困ってしまいます。
車中泊をする時には周りに迷惑をかけないように気をつけたいですね。
ソロキャンプで車中泊する時の注意点
ソロキャンプで車中泊する時には、気を付けなければならないことがあります。
- エンジンをつけっぱなしにしない
- 寝る場所を整えて
- 寝袋は必要
- ガソリンは満タンにして行く
- 飲酒運転は絶対ダメ
エンジンをつけっぱなしにしない
車のエンジンは完全に切って寝ます。
エンジンはかかっていなくても「電力を供給できる状態」のまま放っておくと、バッテリーがあがってしまうので注意が必要です。
アイドリングストップ状態のままでいるのは環境に優しくないですし、音が大きいので周りの迷惑になったり、小刻みな振動は体にも負担がかかったりします。
特に冬の場合なんかは、寒いからと言って雪が降っている時にエンジンをかけっぱなしで過ごすと、雪がだんだん積もってマフラーを覆ってしまったら、排気が室内に侵入して一酸化炭素中毒になります。
車のエンジンは全て切った状態で車中泊をしましょう。
寝る場所を整えて
車で寝る時、シートを倒したら全てフラットになる車なら問題ないですが、デコボコしてフラットにならない車もあります。そんな状態で寝たら、全然疲れがとれません(>_<)
ソロキャンプに行く前に、一度車のシートを倒してみてデコボコするようで有ればフラットになるようにマットを引いたりしてみましょう。
100均に売ってるものでも意外といけますよ。
後は、窓の目隠しを忘れずに。車専用の「目隠しカーテン」なんかも販売されていますが、結構高いです^^;
ホームセンターのプラ段(プラスチック段ボール)を加工して使ったり、布やタオルや段ボールなどで囲ったりしてもちゃんと目隠しになります。
長期の車中泊はエコノミークラス症候群になることもありますので、このように車内での寝る場所はしっかり整えてから車中泊をしましょう。
寝袋は必要
車の中だから大丈夫と思われるかもしれませんが、夜は車内も寒くなります(>_<)夏場でも場所によっては朝方ひやっとすることも。
季節や行く場所にもよりますが、寝袋は必須です。毛布よりも寝袋の方があったかいですよ。
僕は寒さに弱いので、夏場以外は車にスキーウエアを積んでいます(笑)
ガソリンは満タンにして行く
何が起こるかわからないので、ガソリンはソロキャンプに行くまでに満タンにしてから出発しましょう。
飲酒運転は絶対ダメ
お酒を飲んだら運転しては絶対ダメ!次の日まで残るような飲み過ぎも注意です。
さいごに
「車中泊」は言ってみれば「自分の部屋」みたいな空間で、自分の部屋をそのまま外に持って行ったというような感じです^^
悪天候でも大丈夫ですし、虫の侵入も少ないし、セキュリティ面も安心、荷物も減らせて、快適!
「テント泊」とはまた違った楽しさがあるので、ソロキャンプ車中泊も全然アリですよ!
『車で寝られるのかな……。』って不安になる気持ちもわかりますが、車に乗ってエンジンをかけてしまえばソロキャンプ、行くしかないでしょう♪(笑)
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