当ブログは、アフィリエイトプログラムにより商品をご紹介しています。

ソロキャンプのシュラフ(寝袋)の選び方。数字や記号の見方も解説します!

収納された寝袋 道具

ソロキャンプで泊まるなら「シュラフ(寝袋)」は必須アイテムです!

『テントの中で寝るんやし、毛布持って行ったら大丈夫ちゃうん?』と思っていたんですが、いやいや、それは甘い考えでした……。

やっぱり睡眠は大事!キャンプでぐっすり眠れてこそ翌日の朝日が最高に気持ちいいんです^^

 

でも、シュラフって種類もいろいろあるし、とにかく値段の差が激しい!!!

「価格の安さ」や「見た目のデザイン」だけで選んでしまうのはちょっと【危険】です。でも「選び方のポイント」さえおさえておけば、自分に合ったものでしっかり安眠できる寝袋を選びやすくなりますよ!

シュラフ(寝袋)の選び方について、詳しく解説していきますね^^

スポンサーリンク

PICK UP

▼その他のソロキャンプに必要なものについて▼

ソロキャンプに必要なものって多くない?!1つずつ詳しく解説します

ソロキャンプのシュラフ(寝袋)の選び方

ソロキャンプのシュラフ(寝袋)を選ぶ時のポイントは

  • 型を選ぶ
  • 中の綿を選ぶ
  • 大きさを選ぶ
  • キャンプに行く季節は?

 

型を選ぶ

シュラフには3つの型があります。

  • マミー型
  • レクタングラー・封筒型
  • 人型

 

マミー型

ミノムシのような形のシュラフです。マミー(mummy)とはミイラのことなんですね(笑)人が入っているとミイラの様に見えることから「マミー型」と呼ばれるようになりました。

身体にフィットするので、とっても温かいです!ただ、人によってはこの密着性が「窮屈」に感じることもあるようですね。

軽くて、折りたたむと小さく収納できるのも特徴です。価格は高め。

【メリット】
・保温性が高い
・軽くて、収納時はコンパクトになる

【デメリット】
・窮屈に感じることもある
・価格が高い

 

レクタングラー・封筒型

封筒のような長方形の形をしたシュラフです。布団に近い感じで、寝返りをしたり腕を伸ばしたりして、ゆったりと寝ることができます。

ものによっては「連結可能」だったり、ファスナーを全開にして使えば「ひざ掛け」になったりするものもあります。

身体への密着度は低くなるので「冬のキャンプ」や「寒冷地に行く時」には向きません。

【メリット】
・ゆったりとした寝心地
・価格が安いものが多い

【デメリット】
・収納時にあまりコンパクトにならない
・密着感がないので寒い

 

人型

人型とはその名の通り、人の形をした寝袋です。「着る毛布」みたいな感覚?見た目は「宇宙服」みたいな感じです(笑)

手と足の部分が独立しているので、寝袋を着たまま作業をしたり、トイレに行ったりすることができますよ。

何より寝相を気にせず好きな体制で寝ることができます。自然の中で大の字になって寝る解放感は、また違った寝心地を楽しめます^^

デザインがユニークなのでマミー型、封筒型に比べると種類が少なく、収納時にはどうしても大きくなります。

【メリット】
・動き回れる
・解放感がある

【デメリット】
・あまり種類がない
・収納サイズが大きい

 

中の綿を選ぶ

中綿の種類は、2つあります。

  • 化学繊維(化繊)
  • ダウン

 

化学繊維(化繊)

化学繊維の中綿は「洗濯可能」で、濡れにも強いです。

化繊の素材は、封筒型のシュラフに使われていることが多いです。どうしてもかさ張るのですが、価格はリーズナブルになります。

化学繊維を特殊加工して保温性を高めている化繊素材は「圧縮」するのが難しく、コンパクトにするのは難しくなります。

【メリット】
・濡れに強い
・洗濯しやすい

【デメリット】
・重量が大きい
・圧縮できない

 

ダウン

重さは化学繊維の約半分。しかも圧縮性が高いので、コンパクトに収納することが可能です。マミー型のシュラフの中綿としてよく使われています。

ダウン(羽毛)独特のフワフワした触り心地は寝心地も抜群です^^

ただ「水に濡れることに弱い」ので洗濯できない製品もあります。しっかり乾燥させて保管しないとカビが生えることも……。

管理がしやすいように中綿がダウンのシュラフでも「洗濯可能なモデル」も増えてきてはいますよ。

【メリット】
・軽い
・圧縮性が高い

【デメリット】
・濡れに弱い
・保管方法に注意

 

大きさを選ぶ

寝袋の基準となる大きさは

幅約15cm×高さ約30cm

です。

大体、2ℓのペットボトルと同じくらいの大きさなら「コンパクトな寝袋」だと思えばOK!逆に、これ以上小さい寝袋を探すのはちょっと難しいかも^^;

2ℓのペットボトルの大きさを基準に『どのくらいの大きさだったら自分が扱いやすいか?』を考えるといいですよ。

軽くてコンパクトなシュラフは、

  • ツーリングキャンプ
  • トレッキング(山歩き)
  • 荷物をバックパックに全部入れてしまいたい
  • 車に荷物があまり積めない
  • 女性キャンパー

などにオススメです。

 

先程もお話したように、封筒型よりもマミー型シュラフの方がコンパクトに収納することができます。

 

ソロキャンプに行く季節は?

ソロキャンプにはどの季節に行く予定ですか?

シュラフには、季節に合わせた「3つの種類」があります。

  • 3シーズン用(春・夏・秋)
  • 冬用
  • 夏用

基本的には、「3シーズン用」「冬用」「夏用」それぞれの中綿の量が違ってくるので季節ごとに使い分けるのが理想です。

個人的には、冬場にキャンプに行かないのなら「3シーズン用のシュラフ」をひとつ持っておけば、使いやすいと感じています。

スポンサーリンク

暑ければシュラフの中に入らずに、布団のように下に敷いたり上からかぶったりすると暑過ぎませんし、寒ければ服を着こんだ状態でシュラフに入れば温かく眠れますよ。

 

「夏用シュラフ」だと、春や秋の気候が安定しない時に『寒くて寝られない』ということになり(僕は超寒がり)、「冬用シュラフ」だと暑い時期にはあったかすぎるし何よりかさ張るんです。

僕の【失敗談】なんですが、初めて寝袋を買った時『キャンプは暑い時期しか行かないから夏用でいいかな?』と値段の安さ重視で「夏用のシュラフ」を買ったんですが、結果的には「3シーズン用のシュラフ」をもう一つ買うことになってしまいました^^;

 

冬はキャンプに行かないのなら、そんなに高スペックなシュラフは必要ありません。でも、夏用シュラフだと「春」や「秋」にキャンプに行きたい場合にはちょっと機能性に欠けます(>_<)

 

具体的なオススメとしては

3シーズン対応で「最低使用温度」が-5℃~5℃位のもの

を選ぶと、寒さ対策のための「余分な荷物」が必要ないです!

 

シュラフには、このように「快適使用温度」や「最低使用温度」、「FP」「#」などなど、いろいろな【数字】や【記号】が表記されているんです。僕も初めはよくわかっていませんでした^^;

でも結構大事なことなので、詳しく解説しますね!

ソロキャンプのシュラフ(寝袋)の数字や記号の見方について

シュラフに付いている数字や記号には、

  • 快適使用温度(コンフォート温度)(快適温度)
  • 最低使用温度(リミット温度)(下限温度)
  • エクストリーム温度(リスク温度域)(極限温度)
  • FP

なんかがあります。順番に説明していきますね^^

 

快適使用温度(コンフォート温度)とは?

快適使用温度は、この気温までの使用であれば温かく快適に眠ることができるという目安です。

例えば『快適使用(コンフォート)温度0度』なら、0度以上の気温であれば快適に眠ることができるという目安です。

ただ、快適使用温度が0度だからと言って「薄着」でシュラフに入っただけでは当然、寒いです(>_<)あくまでも「暖かい格好」をした上でシュラフに入った時の快適使用温度になりますよ。

 

最低使用温度(リミット温度)とは?

最低使用温度とは、快適使用温度とは違い「その気温までなら快眠できる」という温度ではありません。

基本的には、最低使用温度での使用はオススメしないけれど工夫次第では使用も可能であるという目安になります。

 

エクストリーム温度(極限温度)

エクストリーム温度とは、一般的に「寒さに弱い人」が寝袋の中で丸まった状態で厳しい寒さを感じながら『6時間位はギリギリ耐えられる』とされる温度のことです。

極限状態での使用を想定したもので、場合によっては低体温症の恐れもある危険な温度域となります。

 

FPとは?

中綿がダウンのシュラフには「650FP」とか「800FP」とかって書いてます。

「FP=フィルパワー」と言います。

簡単に説明すると、ダウンの羽毛の品質を表しているんです。この数字が高ければ高いほど、良い羽毛を使っているということになります。

一般的には700FP以上は高品質ダウンとされています。

「良い羽毛」というのは少しの量でもあったかい。なので、コンパクトになるんですね。

例えば「快適温度0度の800FP」と「快適温度0度の720FP」なら、同じ快適温度0度なのに、800FPの方が軽くてコンパクトになります。

 

#とは?

「mont-bell(モンベル)」の寝袋には#0~#7までの数字が付いています。

この数字が大きくなるほど「夏向け」のシュラフになります。「#0」だと冬向けのシュラフで中綿の量が多くなります。

#2~#3がちょうど3シーズン向けのシュラフになりますよ。

 

 

「数字」や「記号」に付いては大体おわかりいただけたかと思いますが、これらの表記はあくまでも目安です!しかも、これらは統一されているものではなく「メーカー独自の表示」なので注意が必要です。

メーカーの表記によって違いもありますし、数字や記号だけを見て判断するのはちょっと危険。「快適使用温度」に合わせてシュラフを選んだからといって、温かさが十分であるとは言い切れないです。

体感温度は個人差がありますし、僕のように特に寒いのが苦手な人もいます。また、キャンプをする場所が山や高地にある場合には、冬場でなくてもかなり気温が下がります。

なので、シュラフは余裕を持って使用する季節の気温からプラス5℃~10℃程度のものを選ぶのがおすすめですよ。

 

僕は、はじめは全ての数字や記号を見比べながらシュラフを見ていましたが、何度も見ているうちに

  • 快適使用温度が0度以上ならスリーシーズン用
  • 快適使用温度が10度位なら夏用

と、自分の中での基準を作って覚えています。

 

ただ、シュラフが多少寒かったとしても、防寒着を着て寝たり、カイロを貼ったり、あったかい靴下を履いたりすることで、快適に眠ることもできます^^

スポンサーリンク

さいごに

ソロキャンプで泊まるなら、シュラフ(寝袋)選びは慎重に!

「選ぶポイント」がいろいろあって難しいな~と思われたかもしれませんが、お伝えした「ポイント」を消去法で消していけば……きっといくつか自分に合いそうなシュラフの種類が見えてくるかと思います^^

例えば、

  • 3シーズン用がいい
  • あまり高くないものがいい
  • コンパクトになった方が嬉しい

という希望がある場合は、「3シーズン用のもの」は確定。その中で自分が許せるサイズの大きさと値段とを見比べていく……といった感じです!

 

「価格の安さ」や「見た目のデザイン」だけで選んでしまうと、寝心地がわるかったり、ぐっすり寝られなかったり、結局僕のようにもうひとつシュラフを買うことになったりするかもしれないので……(笑)

シュラフ(寝袋)の選び方を参考に、ぜひ自分に合ったシュラフを見つけてくださいね!

寝袋で寝るの、楽しいですよ~^^

▼こちらの記事もどうぞ▼

モンベルのシュラフ#3バロウバッグをアウトレットで購入!詳細をレビューします。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました